パワーポイントでグラフを交えて資料を作成する際に
業績の伸びを強調したい時ってありますよね。
例えば、自社の売上額や顧客数などが
右肩上がりに上がっていることをプレゼンで
強調したい時、棒グラフを利用すると思います。
このようによくあるグラフであっても、
ちょっとしたところに気を付けると
グッと効果的なグラフになります。
それではプレゼンにおいて業績の伸びを強調するために
どのような点に気を付けると効果的なのでしょうか?
それは
■縦軸の目盛の最小値と感覚に注意する
ということです。
例えば、毎年の売り上げ額の推移が
1年目:82億円
2年目:86億円
3年目:92億円
4年目:98億円
だとします。
何も考えずに、これを普通にグラフ化すると
グラフの縦軸がゼロから始まり100まで刻まれる
はずです。
そうなると、82億円から98億円への変化というのは
16/100という、非常に小さなものに
なってしまいます。
しかしこの16億円というは、業績の伸びとしては
非常に大きいものである!と主張したいのであれば
グラフの縦軸をゼロからではなく80から始めて、
100まで刻むというやり方があります。
こうすると変化量が16/20と非常に大きなものとなり
勢いよく右肩上がりに伸びている印象を与えられます。
この右肩上がりの傾斜が、ちょっと勢い良すぎる、
という場合は開始する値を調整することで
勢いも調整されます。
アナタもこれで、プレゼンで業績の伸びを
強調する資料を効果的に作成してくださいね。