プレゼン資料を作成する際、画像・図解や表のキャプションってありますよね?
あのキャプションって、上か下か、迷ったことってありませんか?
図のタイトルや表のタイトル、図表番号や注釈などなど。
「正解はないのだから、見やすければいい!」
「見た目や全体のバランスで、いい感じに配置すればいいんじゃないの?」
実際に資料作成してると、画像や表のキャプションを書くスペースが取れない。そんなこともあります。何とか書ける場所に、無理やりキャプションを書いたりしますよね。
でも、キャプションが図解や表と離れちゃいけません。
ましてや、ページを跨ぐこともあり得ません。
では、どこに配置するのが正解なのでしょうか?
実は、JIS規格で決まってます。
■キャプションは、画像・図解では下、表では上に書く
JISX4051「日本語文書の組版方法」によると、日本語文書のレイアウトとして、キャプションは画像・図解は下に、表は上に配置することが定められています。
このルールは、絶対というわけではありません。ですが、特に官公庁向けの提案書。この場合は注意が必要です。先方から、訂正されることもあります。
「こんな細かいところにまで!?」そんな事にも「決まり」があったりします。
ルールを知った上で、あえてルールと異なることをする。
それと、ルールを知らずにルールと異なることをする。
これには、大きな違いがあります。
何か疑問に思った場合、そのままにしておくのではなく、調べてみるのも大切ですね。
アナタもこれで迷うことなくキャプションを配置し、スマートなプレゼン資料を作成しましょう。