パワーポイントの4:3とA4と16:9の違いって何は?
サイズはどうなってるの?
という質問を受けることが多くなりました。
というのも、パワーポイントのサイズといえば
もともとは4:3というサイズが一般的でした。
しかし、パソコンの画面サイズが変わり、
パワーポイントのバージョンが上がるにつれて
4:3以外のサイズで作成することも
多くなってきました。
そこで、冒頭の疑問、パワーポイントの
4:3、A4、16:9の違いは?サイズは?という疑問を
多くの人が抱えることになっています。
実際に4:3からサイズを変更する場合は、
パワーポイントのデザインタブから
ページ設定でサイズを変更できます。
いろんなサイズが設定できますが、
よく使うのは「4:3」、「A4」、「16:9」の
3つのサイズです。
パワーポイントのサイズ4:3 横25.4 cm、高さ19.05 cm
いろんなパソコンで、いろんなプロジェクターで
プレゼンしたり印刷したりする場合は、
これにしておけば間違いありません。
ただ、投影するプロジェクターによっては、
左右に黒い帯が表示される場合がありますが、
問題はないので、よくわからないという場合は
このサイズを利用することをオススメします。
パワーポイントのサイズA4 横27.51 cm、高さ19.05 cm
A4に印刷して利用するのがほとんど、ということであれば
これが一番おすすめです。A4の紙に印刷した時の
バランスの良さ、紙面を広く使える点など、非常に使いやすいです。
しかし、非常に古いプロジェクターでは
表示されない場合があるので注意が必要です。
パワーポイントのサイズ16:9 横33.867cm、縦19.05cm
最近のパソコンや、最近のディスプレイ、最近のプロジェクターに
16:9という従来よりもちょっと横長の画面で、ピッタリキレイに
表示させたい場合はこれが一番オススメです。
パワーポイント2013以降、つまり最近のパワーポイントのバージョンならば、
『ワイド画面』横33.867cm、縦19.05cmを選べば問題ありません。
ただし、古いIT環境では表示されない危険性も高く、印刷すると
A4の紙ではちょっと見にくいので、オンラインでの利用がメインとか
16:9のディスプレイに表示したい場合がメインなどに絞って利用することをオススメします。
※以降、最近のパワーポイントのバージョンで、新たに16:9を選択する場合は
関係ない詳細な情報ですので、無視しても結構です。
しかしパワーポイントのバージョンによって「16:9」を選択しても、大きさが異なります。
ややこしいのが、パワーポイント2010で作成する場合です。
まあ、イマドキ、いないと思いますが。
パワーポイント2010では『画面に合わせる(16:9)』は横25.4cm、縦14.29cmです。
ちょっと縦幅が小さいんですよね。
というよりも横幅を4:3に合わせて、縦幅を調整した、という感じですね。
しかし、先ほども解説した通り、パワーポイント2013以降、
つまり最近のパワーポイントでは『ワイド画面』横33.867cm、縦19.05cmです。
ですから、パワーポイント2010では『ユーザー設定』で横33.867cm、縦19.05cm
と設定することをおすすめします。
あとパワーポイント2010の時から16:9のサイズを利用していると
横25.4cm、縦14.29cmのままの場合があります。
タイミングを見て、2010の16:9のサイズ横25.4cm、縦14.29cmから
2013以降の16:9のサイズ横33.867cm、縦19.05cmへ変更することをおすすめします。
このあたりのことを
パワーポイントで16:9を選択する時には注意!
に解説しましたので、合わせてご覧ください。
このサイズ変更も単純にやってしまうと影響が大きいので、
すでにパワーポイントの資料が大量にある場合などは
非常に詳しい人に相談した方が安全ですね。
これでアナタもパワーポイントの4:3、A4、16:9のサイズを
使いこなしてくださいね。