仕事上、プレゼンテーションで何かを伝える相手は
大きく社内と社外の二つに分けられます。
お客様や取引先など社外向けにプレゼンで伝える機会は
職種によって異なりますが、
会社に勤めている以上誰であっても
社内で伝える必要が生じます。
ということで、社内でプレゼンによって伝える場合、
重要な点を状況毎に解説します。
■企画会議
企画会議においては、企画内容を伝えることも
もちろん重要ですが、背景や意図など
企画をとりまく状況を説明することも大切です。
「新メニューはタンパク質が
豊富で低カロリーなのが特徴です」
と内容だけを伝えるのではなく
「夏に向けてダイエットに関心が高まり、
なかでも最近高タンパク質低カロリーダイエットが
注目されています」
といった情報も合わせて伝えることで、
企画の重要性が理解されやすくなります。
■営業報告
営業職であれば何らかの形式で
上司へ報告する必要がありますが、
この時は事実と感想を明確に分けるべきです。
お客さんが「興味がある」と発言したのか、
お客さんが興味ありそうだと話し手が感じたのかは、
大きな違いですからはっきりと区別して伝えましょう。
また、営業活動の報告だけでなく
今後どのように進めていく予定なのかを
伝えることも大切です。
■新業務説明会
経理部門や人事部門で、
業務の変更点や新しいやり方などを説明する際には
「新しい人事考課制度では三ヵ月に
一度目標を見直してもらいます」
といったように、変更点や新しいやり方を伝えるだけではなく
「毎日の業務により直結した目標にするため」
のように、変更する理由と変更するメリットを伝えると
聞き手の納得度が高まります。
■新規事業計画
役員へ新規事業計画などを説明する際には
「改善が期待されます」
ではなく
「23%改善されるはずです」
のように数字で表現することが必要になってきます。
というのも、決定を下すために数字が必要という理由以外に、
決定した後に役員自身が関係者に説明する際に必要だからです。
【まとめ】
・企画会議では、背景や意図など企画をとりまく状況も説明
・営業報告では、事実と感想を明確に分け、今後の予定も伝える
・新業務説明会では、変更する理由とメリットも伝える
・新規事業計画では、数字で表現する
これであなたも社内でのプレゼンを
成功させてくださいね。