プレゼンを話す方にしてみると、
アレも話したい、コレも話したい、と思い
ついついプレゼンが予定時間よりも長くなりがちです。
しかし、プレゼンを聞くほうにしてみると
予定時間よりも長くなると、イライラしてくるものです。
内容がよほどいいものでない限り、
プレゼンの予定時間は死守すべきだと
個人的には考えています。
プレゼンを、時間も考えず進めて途中で時間がなくなって
30分延長、もしくは、内容を飛ばして無理やり時間内に
プレゼンを終わるなんてこと、やっていませんか?
プレゼンを時間内にキッチリ終わらせるコツはこれです。
■プレゼンの各セクションごとの予定時間を事前に想定しておく
例えば、5つのセクションのプレゼンを、60分で話すとします。
1.顧客の現状の課題
2.今回の提案の骨子
3.提案の各ポイントの紹介
4.提案前提(期間/体制/費用など)の説明
5.質疑応答
このように、5つのセクションがあるプレゼンを60分以内に
話し終えるとすると、ざっくり
60分 ÷ 5セクション = 1セクションあたり12分
ということになります。
そして、次は各セクションの重要度に応じて調整します。
例えば
重要度3位 1.顧客の現状の課題
重要度2位 2.今回の提案の骨子
重要度1位 3.提案の各ポイントの紹介
重要度4位 4.提案前提(期間/体制/費用など)の説明
重要度5位 5.質疑応答
であるならば
重要度3位 15分 1.顧客の現状の課題
重要度2位 15分 2.今回の提案の骨子
重要度1位 20分 3.提案の各ポイントの紹介
重要度4位 05分 4.提案前提(期間/体制/費用など)の説明
重要度5位 05分 5.質疑応答
となりますね。
で、10時からプレゼン開始ならば
10:00 – 10:15 1.顧客の現状の課題
10:15 – 10:30 2.今回の提案の骨子
10:30 – 10:50 3.提案の各ポイントの紹介
10:50 – 10:55 4.提案前提(期間/体制/費用など)の説明
10:55 – 11:00 5.質疑応答
とプレゼンのスケジュールを想定しておくのです。
このように用意しておければ、
各セクションあたり、どれぐらい進んでるのか/遅れてるのかが
簡単に把握できますから、調整が細かくできます。
そして、プレゼン全体の時間管理も、確実にできるようになります。
アナタもぜひ実際にこの方法を使って、プレゼンを予定時間通りに進め
聞いてる人の満足度をあげてくださいね。