プレゼンテーションのためにパワポの資料を作成する場合
ある程度ボリュームのある資料だと、表紙の次に目次がきます。
ほとんどのパワーポイント資料で用意されていますよね。
それにも関わらず、漫然とパワポ資料が作成され、
プレゼンされることがなんと多いことでしょうか。
目次はパワポ資料の作成とプレゼン、それぞれに重要な役割があります。
しっかりと理解して、効果的に活用してくださいね。
まず、パワーポイントの資料を作成する時。
実際に資料を作成する前に、ストーリーを関係者で合意するために利用します。
大がかりなプレゼンともなると、
・パワーポイントで資料を作成する人
・プレゼン中にデモンストレーションを行う人
・実際に話す人
・聞き手/顧客とやり取りをする人
などなど、多くの人が関わってきます。
そのため、目次を利用して、プレゼンの内容にモレがないか。
ストーリーの流れやスライドの順番はこれでいいか。
資料を作成する前に、関係者でまず合意します。
ここで、しっかりと、合意するべきです。
そうしないと大変です。
パワポ資料がほぼ出来上がってから、大幅な修正が発生することがあります。
面倒かもしれませんが、最初にしっかり合意するために、目次を利用します。
次に、プレゼンテーション時での役割。
目次を提示し、聞き手にプレゼンの全体像を理解してもらいます。
道案内でも
「ここをまっすぐ行って、2番目の信号を右に曲がってから、左に入って、右手です」
口頭だけで説明されては、すぐに理解できません。
それよりも、地図で全体を俯瞰で確認しながら、説明を聞いた方がわかりやすいですよね。
プレゼンでも一緒です。
目次を使って、まずストーリーの全体像を示したほうが、理解しやくなります。
聞き手としても、聞きたい内容が盛り込まれているかを、最初に確認できて安心します。
そしてプレゼンの本題に入る前。
「本日のプレゼンはこのように進めますが、特に関心がある部分はどこですか?」
このように聞き手に、興味関心を問いかけます。
本題の前のコミュニケーションで、本当に聞きたい内容を探るのです。
興味のあるところは、特に時間を取り、丁寧に説明する。
これによって、プレゼンを満足度の高い効果的なものにします。
アナタも、目次を有効活用して、プレゼンを成功させてくださいね。