上場や投資家から資金を調達するために
「成長可能性に関する説明資料」といったものを
作成する場合があります。
特に上場において「成長可能性に関する
説明資料」は必須であり、主幹事証券会社から
必ずと言っていいほど作成を求められます。
また「成長可能性に関する説明資料」は
上場の際だけでなく、資金調達のために
投資家向けへ説明する際の資料としても
作成する場合があります。
このような目的以外にも、株主、提携企業、
取引先、お客様に自社のことを詳しく知ってほしい
とう思いから「成長可能性に関する説明資料」に
似た資料を作成することがあります。
しかし「成長可能性に関する説明資料」を作成する
必要はそうそうないので、どんな内容にしたらいいか
わからない、という状況がほとんどです。
そこで上場のため、投資家向けの資金調達のため、
M&Aのため、いろんな目的のために
「成長可能性に関する説明資料」を作成した経験から
一般的に含むべき内容を解説します。
■会社概要
様々な立場の人に説明することを念頭に置いて、
業界外の人が見ても、どんな業界で何をやっている会社なのかが
わかりやすいように作成しましょう。
・会社概要
・理念/ミッション
・会社沿革
・代表者紹介
・事業概要
■事業概要
業界の市場規模を提示することで成長規模を提示するとともに、
その業界でどのような商品・サービスを扱っていて、
競合と比較して自社の強みは何かを伝えます。
・市場状況(規模/トレンド)
・自社商品/サービスの紹介
・自社商品/サービスの強み
■成長戦略
今後、企業としてどのような成長戦略を計画しているのか、
現在の売上や経常利益などの業績推移を示すとともに
中長期でどのような数値目標を達成しようと
考えているのかを伝えます。
・今後の成長戦略
・業績推移
・中期経営計画
このような内容を参考に、アナタも魅力あふれる
「成長可能性に関する説明資料」を作成してくださいね。