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パワーポイントでのスポイトの使い方と表示されない理由

パワーポイントでプレゼン資料、特に画像や色にこだわって資料を作成する時、スポイトという機能を使うことが多々あります。

Adobe アドビの Illustrator イラストレーターや Photoshop フォトショップなどでは、スポイトは非常に有名な機能なので、パワーポイントだとどうやって使うの?という人も多いかと思います。

しかしながら、パワーポイントではまだそれほど有名ではないため「スポイトって何?」という方もまだまだいらっしゃいます。

そこで、今回は

・スポイトとはどんな機能か
・パワーポイントでの基本的な使い方
・パワーポイントでスポイトが表示されない理由

を解説します。

  

スポイトとはどんな機能か

まず、そもそもスポイトというのはどういう機能か説明しますね。

例えば、画像のこの色を図形でも文字でも利用したい!という場合、スポイトが便利です。

画像の利用したい色の上にカーソルをあてて選択すれば、選択された色が利用できるようになります。

画像の特定の場所と同じ色を図形や文字でも利用したり、ロゴのカラーコードが不明な場合など、スポイト機能を利用すると便利です。

 

パワーポイントでの基本的な使い方

具体的な使い方としては、例えば図形の色を画像のある特定の色にする場合で説明します。

まず、色を塗りたい図形を選択し、メニューの書式>図形の塗りつぶしで、スポイトを選択します。

その次に、 画像の使いたい色 の上にカーソルをあてます。

そうするとカーソルがあたっている、選択された色が確認できます。

利用する色が決まったらクリックすると、図形が選択された色に塗られます。

一旦選択した色は「最近使用した色」に表示されので、これで図形でも文字でも利用できるようになります。

 

パワーポイントでスポイトが表示されない理由

このように便利なスポイト機能ですが、パワーポイントでスポイトが表示されない!というお悩みの方が多いのも事実です。

それでは、どんな時にパワーポイントでスポイトが表示されないのでしょうか

 

理由1:使っているパワーポイントのバージョンが古い

パワーポイントでスポイトが表示されない理由として、パワーポイントのバージョンが古い、というケースが考えられます。

というのも、パワーポイントでスポイト機能が利用できるようになったのはPowerPoint 2013以降のため、それ以前、たとえばPowerPoint2010などでは利用できません。

 

理由2:「配色」設定時には利用できません

パワーポイントのテンプレート/スライドマスターで配色を設定しようとする時は、利用できません。

メニューの、表示>スライドマスター>配色 から「色のカスタマイズ」で色を変えようとすると、このようにスポイトが表示されません。

ですから、配色を設定する場合は、あらかじめスポイト機能で色を選択しておき、設定したい色のRGBコードをメモしておく必要があります。

 

以上が、

・スポイトとはどんな機能か
・パワーポイントでの基本的な使い方
・パワーポイントでスポイトが表示されない理由

の解説でした。

アナタもこれで、スポイト機能を使いこなしてくださいね。

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