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プレゼンで「そうかもしれない」を「確かにそうに違いない!」へ

同じような内容でも、プレゼンの仕方で受ける印象が違ってきます。
子供の作文の特徴ってわかりますか?
典型的な子供の作文というのはこんな感じです。

『どうぶつえんにいきました。ぞうがすごく大きかったです』

大人でも同じような文章を書く人がいます。

『弊社の製品は非常に多くのお客様にご利用いただいております』

この2つの文章は、実はとてもよく似ています。
確かに尊敬語や謙譲語、漢字度合などは違いますが、ある点でそっくりなのです。

それは、様子を表すための表現に具体性がないという点です。

『どうぶつえんにいきました。ぞうがすごく大きかったです』
と言われたら、どれぐらい大きかったの?
質問したくなりませんか?
しかし象については、大きさが想像付くので疑問に思わないかもしれません。

では、
『弊社の製品は非常に多くのお客様にご利用いただいております』
と言われたら、どれぐらい多くのお客様にご利用いただいているんですか?
疑問に思いませんか?

そうなんです、具体性が足りないのです。

こういった場合「多くのお客様」とは具体的にどれぐらいなのか?
できれば数値やデータを元に説明すると効果的です。

先ほどの例だと、
『弊社の製品は非常に多くのお客様にご利用いただいております。
売上5,000億円以上の製造業の企業を中心に、全世界では2万社以上。
日本でも1,800社以上の企業にご利用いただいております』

というように企業向けの製品であれば
・どういった業界の
・どこの地域の
・どれぐらいの企業規模のお客様が
・何社ぐらいなのか
具体的に説明します。

一般消費者向けの製品であれば、
『弊社の製品は非常に多くのお客様にご利用いただいております。
昨年までの累計販売個数は300万個を越え、市場シェアは4割。
今年の上半期売上ランキングでは1位となりました』

というように
・販売数はどれぐらいなのか
・市場シェアは何%か
・売上ランキングは何位か
といった内容を具体的に説明します。

このように、具体的に説明することを説得力を上げてくださいね。

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