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アカデミー賞受賞監督もこっそり使っている、簡単にウケるストーリーを書く方法とは?

どーもです、プレゼンマスターの山田です。

数々の名作で有名なスティーブン・スピルバーグ監督。
彼は、独特の方法で脚本を書くことでも有名です。

それは「ラストシーンから書く」というやり方です。

記憶に残る映画の数々はラストシーン、つまり結論から書かれています。

 

実は、プレゼンのストーリーも同じところがあります。

結論を効果的に提示するために、どんな話をしておくべきか?
そのためにはどんなオープニングがいいのか?

最後のスライドから逆算して考えると効果的です。

 

たとえば、自社のサポートサービスが優れていることを主張したい場合。
ウチのサポートサービスはいいですよ!と大声で話すだけでは説得力がありません。

 
こういった場合、一般的な他社のサポートサービスと比較するとわかりやすいです。

 

しかしながら
「他社と比べてウチのほうが優れていますよ!」
と主張する際に(そんなところ優れてもムダなんだけど)と思われては意味がありません。

 

できれば、ウチが優れている点は、どーでもいい点ではなく、サポートサービスを評価する上で、非常に重要な点で優れている、と主張できた方がいいですよね。

 

そのためには「サポートサービスで重要な点」は何か?

これに関して定義する必要があります。

たとえば、公平な立場でまとめられた客観的な調査結果などがあると強力です。
「1,000社を対象に実施したサポートサービスに関する満足度調査」
なんてのがあるといいですね。

 

つまり、このような調査結果から導かれる「サポートサービスで重要な点」における比較で、他社よりも自社の方が優れている、というのがストーリーの骨子になります。

 

ストーリーとしては次のような流れですね。
1.1,000社を対象に実施したサポートサービスに関する満足度調査
2.調査結果から導かれる「サポートサービスで重要な点」
3.「サポートサービスで重要な点」における一般的なサポートサービスと自社の比較
4.自社のサポートサービスは優れているという結論

 

このようにゴールから考えて、それに必要な展開を逆算して組み立てていくのです。

結論から逆算すれば、盛り込むべき話が明確になり、順番もおのずと決まってきます。

これでアナタも効果的なストーリーを組み立ててくださいね。

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