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Apple 1984 CM

1984年、アメリカ最大のスポーツイベントであるスーパーボールの合間に
たった1度だけ放送されただけで、伝説となったCM。

1999年にUSTVガイドが「過去50年で最高の広告」に、
Advertising Age誌が「1980年代のベスト広告」に選ばれた。
監督は「エイリアン」、「ブレードランナー」で有名なリドレー・スコット。

解説するほど野暮になるのは承知で、ちらっと解説してみます。

まず、「1984」という年の解説から。

ジョージ・オーウェルが「1984年」という小説を発表しており、
内容は、全体主義国家によって統治された近未来世界の恐怖を描いたもの。
思想・文学・音楽など様々な分野に、今なお多大な影響を与え続けています。
最近だと、村上春樹が「1Q84」を出していますね。

その、1984年にこのCMは放映されました。

CMでは、小説での独裁者ビックブラザーをビックブルー(IBMの通称)になぞらえ、
民衆を独裁者から解放するという、というもの。

最後には、次のようなナレーションで締めくくられている。

1月24日
アップル・コンピュータが
マッキントッシュを発表

そしてあなたは、1984年が
小説“1984年”のようにはならない理由を理解するでしょう

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